禁煙治療の保険適用施設の増加推移グラフ 2017.9.8 更新new HP一覧に戻る
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ニコチン依存症管理料の算定回数と点数の年推移 2016.8.8更新 new
2017.9.8 更新
2017.9.8 更新
2015.12.17、2016.8.8更新
出典:http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001029602
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001153823 の第1表
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/Csvdl.do?sinfid=000031420023
・ニコチン依存症管理料の年間のデーターベースが見つからないので(無いよう)、上記の数値に
12か月を掛け合わせると 2014年の治療延べ回数は概ね90万、管理料のみの診療報酬概算
は17.8億円となるようです。
(初回治療受診者数は2014年は約27万人、2015年は24万人くらいで、2008~2015年の初回治
療者の累計は154万人、管理料累計は96.1億円となります。)
(参考までに:5回目まで治療受診しなくても禁煙に至ったケースもあるでしょうが、5回目受診者
数/初回〃の割合を上記のグラフに入れました。2011~2015年の平均は概ね29.2%で、禁
煙治療による禁煙継続者率として、過去の報告書* の成績とそうは外れていないように思われ
ます。) *(
http://www.nosmoke55.jp/nicotine/clinic.html
の報告書)
・初診・再診料・処方箋料、調剤料・薬価を含めると、ニコチン依存症管理料の概ね6倍前
後なので、禁煙治療費の2014年の総額は概ね100~110億円、2015年は概ね90億円、
2008~2015年の累計で概ね576億円となります。
・日本の喫煙者数は約2084万人(2015年)で、喫煙指数200以上は概ね1400万人前後とす
れば、2014~2015年の初回治療者数の約27~24万人は喫煙指数200以上の喫煙者の
概ね1.7~2.0%くらいかと見込まれます。(JT調査の喫煙者数と年齢別喫煙率をもとに概算して)
・喫煙指数200以下が概ね648万人とすれば、上記の実績から、年に約12万人前後の初回
治療者増が見込まれ、管理料のみの診療報酬概算は8億円(治療費は約45億円)増で、
診療報酬総計は26億円(治療費総額は150~160億円前後)となる見込みとなります。
(2016年4月から35歳未満の喫煙指数200の要件が撤廃されたので、遠からず実証されるでしょうが)
・これだけの額でとりわけ若い世代の禁煙による疾病や早死予防は、何十倍もの益をもたら
すでしょうから高くはないのではないでしょうか。(厚労省は、病気の減少で最大350億円の医療費削減が
見込めるとしている。)
2011.4.15更新