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188 横浜タバコ病訴訟の判決批判:タバコは健康を害し依存を起こす毒物との根本が判っていない錯誤の判決
2012/3/15(木)18:09 - smokefree - 2571 hit(s)

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横浜タバコ病訴訟の判決への批判コメント(声明)
判決要旨→ http://www14.plala.or.jp/tabakobyounin2/120314kousaihannketuyousi.pdf

横浜タバコ病訴訟の判決批判:タバコは健康を害し依存を起こす毒物との根本が判っていない錯誤の判決

1.「タバコは合法的」が金科玉条とされていますが、それは違うのでは〜
例えば薬害でもアスベストでも合法的であったけれども、多くの薬害や中皮腫などで害が認定され、製造中止や補償などもされた訳で、タバコは広範に製造販売栽培されていて依存喫煙者も少なくないから、今はそこまでは踏み切れないだけで…
「合法的」であったとしても、高い確率で肺がん等を引き起こしたのだから、免罪とされるのはおかしい、、、

2.「喫煙者の自己責任、危険の引き受け」が判決要旨には随所に見られるが、そういう決め付けでJTなどを免罪するのは間違っているのでは〜
タバコには依存性があることは、WHOの国際傷害疾病分類第10版(ICD-10)で「精神作用物質による精神及び行動の障害」に分類されていることからも、吸い始めた時期に本人がそれを理解していた訳ではなく、次第に依存状態に陥って、いざ止めようと思っても出来難かったであろうことからすれば、「自己責任、危険の引き受け」と一方的に断じて、原告に非があるとするのは間違っている… 

3.「嗜好・嗜好品」という言葉が随所(16カ所)に出てきて、タバコの害と依存性を免罪しているが、この「嗜好・嗜好品」はJTなどタバコ業界(あるいは擁護的な喫煙者)が勝手に言っていることを鵜呑みにしているもので、何ら公式的に認められた正しい言葉ではない。
 正しくは「嗜癖・嗜癖品(物)」と言われるべきで、世界銀行の「たばこ流行の抑制」 http://www.health-net.or.jp/tobacco/sekaiginkou/curbing.pdf などでもこの言葉(嗜癖)が正しく使われており、「嗜好・嗜好品」はタバコの危害を意図的に隠蔽していることから、基本的・致命的に間違った表現(言葉)である。
 そもそも上記2項に述べたように、喫煙は自己選択と責任で始めるものでは必ずしも無く(大部分の場合)、依存性の強いタバコは嗜好・嗜好品とは到底言えず、「嗜癖・嗜癖品(物)」と言うべきことからして、判決は基本的な言葉の使い方を致命的に誤っていて(JTの嗜好という詭弁を無批判に踏襲して)、その基本的・致命的誤りが判決を誤った方向に導かせる結果となっている。「嗜好」→「嗜癖」と置き換えれば、判決文は全く逆の結論を導くことになるのではないだろうか。

4.健康を害し、かつ依存を起こすタバコである以上、「社会一般の意見とそれを反映した立法に委ねられている」と人ごとのように突き放すのではなく、裁判所の英知として、例えば「「健康を害し、かつ依存を起こすタバコ」の販売に当たっては、喫煙を始めようとする人、あるいは現喫煙者に対して、害(本人と周りへの)と依存についての危険の引き受けの同意書を義務づけ、購入に当たってはその提示を課することとすべき」とでもいうような社会的ルールを建設的に提示すべきではなかっただろうか?

子どもに無煙環境を推進協議会 2012.3.15


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【188】 横浜タバコ病訴訟の判決批判:タバコは健康を害し依存を起こす毒物との根本が判っていない錯誤の判決 2012/3/15(木)18:09 smokefree (2187)

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