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195 成人年齢を引き下げても、「満二十年に至らざる者は タバコ・酒は不可」のままとすべき
2012/5/14(月)16:38 - smokefree - 5693 hit(s)

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官邸サイト https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose から、以下に送りました。
内閣官房、内閣法制局、国家公安委員会・警察庁、文部科学省、厚生労働省へ

皆さまからもよろしくお願いします。 NPO法人 子どもに無煙環境を推進協議会


酒たばこ、18歳でもOK?=警察庁が意識調査へ−「成人」引き下げにらみ
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012050400232 (A;下記に記事引用)

と一部報道されていますが、

1.「未成年者喫煙禁止法、未成年者飲酒禁止法」は
第一条  満二十年に至らざる者は タバコ・酒は不可 としています。
従って、たとえ「成人」の年齢を20歳から18歳に引き下げたとしても、即「満二十年に至らざる者」の第一条条項が変更されるはずのものではありません。

2.従って「飲酒と喫煙の年齢制限を引き下げるべきかどうか、警察庁が国民を対象とした意識調査を行う」ような調査はするべきではありません。

3.喫煙可能年齢が万一にも引き下げられれば、タスポとタバコが高校で蔓延し、制服を着ていてもタバコを売っても良くなり、敷地内禁煙の増えてきている大学なども喫煙自由に舞い戻り兼ねなく、若い女性の喫煙増加と「妊娠・子育て中の禁煙目標」も頓挫し兼ねません。この10年来徐々に達成されてきている「未成年喫煙をなくす」目標は根元から破壊され、続いて成人喫煙率が再び増加に転ずる恐れが大です。(酒についても同じ)

4.国は現在、「がん対策推進基本計画」及び「第二次健康日本21運動改正案」を策定中で、これらの数値目標に「妊娠・子育て中の禁煙目標」「未成年者の喫煙をなくす」が盛り込まれていますが、上記の調査はこれら健康施策を横から破壊しようとするもので、とうてい許されるものではありません。次代の子どもや青少年の健康を根元から損ねることが必至なこのような「喫煙可能年齢を18歳に下げるという怖ろしい動き」は、将来に必ず禍根を残しますし、絶対に封じるよう、しないよう、よろしくお願いします。(酒も同上)


(A)上記記事
酒たばこ、18歳でもOK?=警察庁が意識調査へ−「成人」引き下げにらみ
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012050400232

 飲酒と喫煙の年齢制限を引き下げるべきかどうか、警察庁が国民を対象とした意識調査を行うことが4日、分かった。政府は法律上の「成人」の年齢を20歳から18歳に引き下げる議論を進めており、同庁幹部は「国民の意見を幅広く聞いてみたい」として時期や方法を検討している。
 飲酒と喫煙を20歳以上から認めるとした法律は、民法改正に伴い1948年に施行された。10代に認めなかった理由について、警察庁は「是非を判断する能力が十分でなく、体に与える影響も大きい」と説明する。
 ただ、成人年齢が18歳に引き下げられた場合、成人になっても20歳まで飲酒や喫煙が認められないのは「国民に説明しにくい」(同庁幹部)。法律上の成人に合わせて、年齢制限の引き下げを検討する必要性が出てくるという。
 厚生労働省や有識者は、若年層の飲酒や喫煙は体への影響が大きいと懸念を示している。ただ警察庁幹部は、個人差があり医学的な観点だけで判断できないと指摘。「国民がどう考えるかが最も大きな判断材料だ」と話す。(2012/05/04-15:00)


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【195】 成人年齢を引き下げても、「満二十年に至らざる者は タバコ・酒は不可」のままとすべき 2012/5/14(月)16:38 smokefree (2711)

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