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221 新型インフルエンザ等対策行動計画に禁煙推進と受動喫煙防止対策が不可欠です
2013/8/26(月)20:14 - smokefree - 4585 hit(s)

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「大阪府新型インフルエンザ等対策行動計画(案)」に対する府民意見等の募集
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=14132  2013/9/11まで

のパブコメの意見募集が大阪府の他、複数の都道府県で行われつつあります。
子どもに無煙環境を推進協議会 は、以下の意見を送りました。他の都道府県を含め、皆さまからも、意見をよろしくお願いします。


新型インフルエンザ等対策行動計画に禁煙推進と受動喫煙防止対策が不可欠です

1.インフルエンザのみならず、呼吸器感染症全般(上気道炎、肺炎、結核、季節性インフルエンザを含む)の罹患・重症化の予防、及び死亡リスク対策として「タバコ対策=禁煙推進、受動喫煙の危害防止」が重要ですが、新型インフルエンザ対策行動計画にこの「タバコ対策=禁煙推進、受動喫煙の危害防止」を基本対策として盛り込むことが不可欠です。

2.新型インフルエンザのパンデミックの予防・蔓延防止に備えて府民に禁煙を促し、受動喫煙の危害防止対策を推進すること、取り分け「受動喫煙防止条例」の早期制定が必要です。

・インフルエンザと喫煙の関係は、喫煙者は非喫煙者の2.42倍インフルエンザに罹患しやすく、罹患すると重症になることが確かめられています。(喫煙者は非喫煙者の2.42倍インフルエンザに罹患し、症状が重くなる確率は、非喫煙者30%、ヘビースモーカー54%、インフルエンザ患者の31%は喫煙がなければ発病しなかった。Lidia et al. Cigarette Smoking and Infection. Arch Intern Med. 2004;164:2206-2216)

・またインフルエンザの死亡のリスク要因は動脈硬化を主とする心血管系疾患、糖尿病、呼吸器系疾患などであり、かつ喫煙及び受動喫煙は、これら疾患の予防可能なリスク要因です。(これらは喫煙で2〜10倍増える)

・従って、新型インフルエンザの罹患・重症化・死亡リスクを減らすためには、生活習慣病対策、とりわけ禁煙・受動喫煙防止推進が最も重要な対策のひとつです。新型インフルエンザ対策としてタバコ対策は非常に有効なので、これらの対策を行動計画に盛り込むべきです。


【参考資料】
新型インフルエンザ流行に際して喫煙対策に関する緊急声明 日本禁煙学会
http://www.nosmoke55.jp/action/0905influ.html 


〔ツリー構成〕

【221】 新型インフルエンザ等対策行動計画に禁煙推進と受動喫煙防止対策が不可欠です 2013/8/26(月)20:14 smokefree (1743)
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