280 2020年への東京都の取組-大会後のレガシーを見据えて-(素案)への意見⇒受動喫煙の危害根絶の抜本的施策を |
「2020年に向けた東京都の取組-大会後のレガシーを見据えて-(素案)」の公表及び御意見の募集について
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2015/11/22pbk500.htm
素案
http://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/torikumi/legacy/index.html
2015年12月4日(金曜日)まで (レガシーは遺産とかの意)
へ以下の意見・提案(概要)を送りました。 子どもに無煙環境を推進協議会
2020年に向けた東京都の取組(素案)への意見−−受動喫煙の危害根絶のためのステップとなる抜本的施策を
「誰もがいきいきと豊かに暮らせる東京、そして日本の実現」の必須の要件として、とりわけ「健康の維持・増進」に関連して、
受動喫煙の危害根絶のためのステップとなる抜本的施策を要望・提案します。
1.「東京都長期ビジョン」のパブコメでも提案しましたが、
オリンピック・パラリンピックを契機に、受動喫煙の危害根絶のために、国と連携した、「受動喫煙の危害根絶の条例・法」の制定ビジョンと施策が重要です。
2.公共の場はもちろん、ホテル・レストラン・飲食店などのサービス施設や公園・リゾート施設などの「禁煙」を進め、義務づける段階的立法化を提案します。
「分煙」では受動喫煙の危害をとうてい防ぎ得ないので、
(1)公共の高い施設は全てに屋内全面禁煙を義務づけ(出入口付近も含め)、入口にその旨の表示を義務とする。
(2)ホテル・レストラン・飲食店などのサービス施設については、当面(2〜3年間)「屋内禁煙の推奨」と、「屋内禁煙」「喫煙可」の入口表示と「受動喫煙の健康リスク表示」を義務づける。
(3)ただし、(2)で「喫煙可」の施設にあっては、子ども・未成年者・妊産婦の利用と雇用の禁止を義務づける。その旨の入口と施設内表示も義務づける。
(4)都民(及び都内での利用者)は、受動喫煙の危害リスクのある施設及び喫煙所に、子ども・未成年者・妊産婦を同伴し立ち入らせてはならない旨の義務づけをする。かつ施設管理者にも同様の義務づけを定める。
3.都内でも、丸の内界隈のビル飲食店に例を見るように、既に多くの店が全面禁煙となり(自主的に)、繁盛している実態があります。(この実態は全国各地も同様です)
ですので、法的に屋内禁煙を推奨しても抵抗は少なく、広がっていくことは間違いありません。その動向を見定めて、2〜3年後のホテル・レストラン・飲食店などの屋内禁煙の第二段の法制化について、順次毎年に検討していくことが良策かと思います。
4.この法制化のために、専門委員会を設ける場合には、一昨年の「東京都受動喫煙対策検討会」のような、喫煙擁護の委員は入れるべきでなく、医学と健康に関して見識の深い専門家や市民団体委員での構成とすべきです。
〔ツリー構成〕
【280】 2020年への東京都の取組-大会後のレガシーを見据えて-(素案)への意見⇒受動喫煙の危害根絶の抜本的施策を 2015/12/4(金)20:42 smokefree (2233) |
┣【283】 re:2020年への東京都の取組-大会後のレガシーを見据えて-(素案)への意見⇒受動喫煙の危害根絶の抜本的施.. 2016/1/14(木)19:15 smokefree (142) |
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