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310 母性健康管理対策に抜本的な受動喫煙の危害防止が必須
2016/12/19(月)20:11 - smokefree - 1503 hit(s)

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男女雇用機会均等対策基本方針(第3次)(案)に関する意見募集について
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495160320&Mode=0
2017/1/17まで

(カ) 母性健康管理対策の推進
に関連して意見・提案を申し述べます。   子どもに無煙環境を推進協議会

1.母性の健康のためには、重要な施策の一つとして、受動喫煙の危害を受けないよう、抜本的な対策が不可欠です。

・職場や家庭内、レストランなどを含め外出先などでの受動喫煙によって、ガン(例:女性特有の乳がんは、受動喫煙によって2.6倍罹患率が上がる報告もある。子宮頚ガン、子宮ガンも受動喫煙被害関連がある。)、流産、胎児の先天性異常、妊娠しにくくなる、など次世代にわたるまでの被害をもたらすものであり、看過しがたいです。

・職場やレストランなど、また家庭の夫の喫煙で非喫煙の妻が肺がんなどで死亡するリスクが高くなるなど、これは乳がんなどでも医学的に明らかになってきていることから、受動喫煙の危害対策を避けては、母性保護や女性の健康支援はあり得ません。

・胎児・乳幼児〜思春期の受動喫煙は、子どもの心身の健康阻害要因となるだけでなく、成長後も影響を残すとのエビデンスが蓄積しています。「ニッポン一億総活躍プラン」などにも盛り込まれている「夢をつむぐ子育て支援」を健康面から実現化していくためにも、受動喫煙防止法の早期の制定が必要です。

2.公共性の高い施設(飲食店を含め)だけでなく、家庭やマイカーでも、受動喫煙の危害から妊産婦を含む女性、また子ども達を守ることを最優先に、法制定により、全面禁煙ルールを確立して、順次広げていくことが必要です。(国で受動喫煙の危害防止法の制定検討が進んでいると報道されていますが)

3.また以下も必要です。
A.喫煙、受動喫煙のタバコに、非燃焼の加熱式タバコ等の新型タバコも含め、法的規制が必要です。
 理由は
・紙巻きタバコと同様にニコチンが含まれる。したがって、吐き出す呼気にもニコチンが含まれ、受動喫煙による急性心筋梗塞などのリスクがある。
・紙巻きタバコと同様に種々の発がん性物質が含まれる。したがって、受動喫煙による肺がん・口腔がん・胃がん・腎臓がんなどのリスクがある。
 (紙巻きタバコと同様の健康警告表示が義務付けられていることからも判るように)
・紙巻きタバコと違い、発生する有害物質が見えにくい。したがって、周囲の人々は受動喫煙を避けられず、かえって危険である。
参考資料:「新しいタバコ」に対する日本禁煙学会の見解 http://www.jstc.or.jp/modules/information/index.php?content_id=48

B.受動喫煙にはタバコ煙付着物の発散(第三次タバコ煙)による健康影響が近年問題となっていますので、それへの留意が必要です。


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【310】 母性健康管理対策に抜本的な受動喫煙の危害防止が必須 2016/12/19(月)20:11 smokefree (2307)

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