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311 「新型電子たばこ」容認と、「受動喫煙対策」に横槍を入れる松井大阪知事に抗議し、撤回を求めます
2017/1/26(木)14:15 - smokefree - 2078 hit(s)

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「新型電子たばこ」容認と、「受動喫煙対策」に横槍を入れる松井大阪知事に抗議し、撤回を求めます

「<新型電子たばこ>松井大阪知事が全面解禁を提案」が報道されています。

私たちはこれに強く抗議し、全面撤回を求めます。   子どもに無煙環境を推進協議会

理由1.「新型電子たばこ」について
「新型電子たばこ」は、メーカーは有害物が低減される、と言っていますが、そのエビデンスはありません。
煙が見えないようではあっても、蒸気は目に見えますし、臭いや刺激性はあるし、吐出息にはニコチンや発がん性もある有害物が含まれています。
(紙巻きタバコと同様の健康警告表示が「新型電子たばこ」でも義務付けられていることからも判るように)
「他人の体に影響を与えない」ことは決してありません。メーカーがその無害性を十全に証明していない以上、「どこでも吸っていいようにすればよい」ものでも「全面解禁を提案」などされるべきではありません。
健康施策を与る大阪府行政の長として、事実誤認の発言は許されません。

理由2.「受動喫煙対策」について
「飲食店での原則禁煙など政府が検討中の受動喫煙対策について「分煙できるようにすべきだ」との見解を示し」についても、
健康施策を与る大阪府の部局は政府の進めている受動喫煙対策に賛同しているはずで(4年前に受動喫煙防止の大阪府条例を提案した実績からも)、
健康行政も与る長として、喫煙者の立場からの私見を公言し、横槍を入れ、まして国民・府民を受動喫煙の害から守る施策に介入すべきではありません。

よって報道されたご発言の全面撤回を求めます。

<新型電子たばこ>松井大阪知事が全面解禁を提案
毎日新聞 2017/1/25(水)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170125-00000092-mai-soci

 大阪府の松井一郎知事は25日、火を使わず煙も出ない「新型電子たばこ」について、「他人の体に影響を与えないことを明らかにした上で、どこでも吸っていいようにすればよい」と述べ、全面解禁を提案した。

 新型電子たばこは専用器具を使ってニコチン入りの蒸気を吸う仕組みで「iQOS(アイコス)」などが人気を集めている。愛煙家の松井氏は定例記者会見で、飲食店での原則禁煙など政府が検討中の受動喫煙対策について「分煙できるようにすべきだ」との見解を示し、別案として「アイコスをどこでもOKにしたらいい」と述べた。

 アイコスを販売するフィリップモリスジャパンは「通常のたばこに比べ、有害物質は平均9割低減される」としている。厚生労働省は蒸気が人体に与える影響を研究中で、統一見解は出していない。各自治体では受動喫煙対策の対象にするかどうか対応が分かれている。


〔ツリー構成〕

【311】 「新型電子たばこ」容認と、「受動喫煙対策」に横槍を入れる松井大阪知事に抗議し、撤回を求めます 2017/1/26(木)14:15 smokefree (2225)

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