それを 見ていた 一人のめしつかいが 言いました。
「王さま 子どもたちは
王さまが きらいなのでは ありません。
王さまのすわれる たばこが きらいなのです。」
「たばこが?」
「はい そうです。たばこは 体に 悪いのです。
王さまの体にも よくないですし
子どもたちにとって たばこのけむりは 毒なのです! 」
めしつかいは
勇気を出して言いました。
「王さま
どうか たばこを
おやめください! 」
「そうだったのか…」
と 王さまは つぶやきました。
それから 意を決して