(8) それを 見ていた 一人のめしつかいが 言いました。 「王さま 子どもたちは 王さまが きらいなのでは ありません。 王さまのすわれる たばこが きらいなのです。」 「たばこが?」 「はい そうです。たばこは 体に 悪いのです。 王さまの体にも よくないですし 子どもたちにとって たばこのけむりは 毒なのです! 」
めしつかいは 勇気を出して言いました。 「王さま どうか たばこを おやめください! 」
「そうだったのか…」 と 王さまは つぶやきました。 それから 意を決して |