タバコ規制のための本が2種類,翻訳出版されました。希望者にお頒けできます。

希望者に,送料・梱包費自己負担でお送りできます(一人各1部限定)。先着50名まで対応できます。
本の題名と送り先・名前を明記してお申し込みください。1〜2種類,及び住所により送料が違います
ので,明細と振替用紙を同封してお送りします。
なお,カレンダー2006年用も頒布していますので,併せてお申し込みください。

申し込み ⇒ 子どもに無煙環境を推進協議会 Tel・Fax06-6765-5020 メール
         〒540−0004 大阪市中央区玉造1-21-1-702

1.「たばこ規制 戦略ガイド」(大島 明 訳・監修,A5サイズ,191ページ)
Tobacco Control Strategy Planning Guides  翻訳版リンク
米国対がん協会・国際対がん連合から2003年に出版された本ですが,
日本対がん協会の「健康を守る禁煙基金」により翻訳出版されました(5000冊)。

 冒頭の序文で,米国対がん協会会長で国際対がん連合会長でもあるSeffrin博士は,「たばこが有害であることが科学的に立証され,それが一般市民に知れ渡れば,喫煙者は禁煙し,政府は適切なたばこ規制対策を実施するものと考えていた。しかし,これは甘い考えだった」と述べてい ます。
 日本の現状は, Seffrin博士が誤りとした状況から 脱してはいません。
 タバコ産業の種々の策略に対抗してタバコ規制対策を推進するためには,諸外国の成功体験から多くを学び,世論やメディアへの働きかけと,政策決定者に対する働きかけを具体的に実践し, たばこ規制枠組条約に盛り込まれた各条項のタバコ規制を実現していく必要があり,その際,この「戦略ガイド」は有用なガイドとなります。
 このたび日本対がん協会のご厚意で,本会に90部寄贈いただきました。


2.
「タバコ規制のための国家能力の構築 ハンドブック」
   (厚生労働省訳,大島 明 発行,A4サイズ,323ページ)
WHOの“Building Blocks for Tobacco Control A Handbook”の翻訳。
WHOの許可を得て厚生労働省のたばこと健康に関する情報ページ
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.html に,翻訳版のpdfファイルが
掲載されています。

  しかし,323ページもの大部なので,ダウンロードしプリントアウトするのは大変です。
  大島先生が,厚労省の許可を得て,研究費で1000部出版し,関係者に配布することになり, 本会に100部寄贈いただきました。
  政府のたばこ対策関係省庁連絡会議関係者に配布してもらうとともに,府県及び政令指定都市のタバコ対策担当者などに送付するとのことです。
  内容的には,タバコ規制の政策担当者用のものですが,参考になる内容が盛り沢山です。読み通すのは大変かも知れませんが…

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