5/31世界禁煙デー協賛イベント
 
迷惑タバコ電話相談を実施します(第10回)

迷惑タバコの現状や苦情,相談をお寄せください。 第10回の相談集計

【日時・場所】                               

  ・電話相談→5月26日(土)午前10時〜午後4時
        この日以外は,メールで常時受け付けします(ただし返事は少し遅れます) 

   ・相談受付の電話番号 

       06-6765-5024(3回線を用意) 

   ・ファクス及びemailでも受け付けます。 

       ファクス番号 06-6765-5024 

        email
  
 【目的】 

  ・今年5月31日の第14回WHO世界禁煙デー
  (今年のテーマは「受動喫煙で人は死ぬのです,きれいな空気を」
           Second-hand smoke kills. Let's clean the air.)
    の参加イベントとして,迷惑タバコ電話相談を行い,迷惑タバコへの声や苦情を寄
    せていただき,また相談にのり,改善をすすめる一助とします。 
  ・相談結果の内容,集計をまとめ,関係機関に改善や対策を要望します。 

 【昨年の状況,アドバイス】 

  前回の相談は全部で104件でした(ファクス,メールを含む)。前回の特徴としては,

1.職場のタバコ問題(21件)が,例年以上にありました。比較的小規模の事業所で,
  大勢の喫煙者に囲まれ,多くの場合,女性が苦しんでいます。労働安全衛生法
  (第72条の2)の快適職場指針(タバコの煙や臭いについて,労働者が不快と感
  ずることがないよう対策を講ずる)や労働省の喫煙対策ガイドラインがあるのに,
  全く無視されている現状です。これらの資料を送り,活用を助言しました。

2.マンションや隣近所のタバコの煙について9件ありました。これは一昨年から増え
  たものです。ホタル族と言われる現象が,隣近所に迷惑を及ぼしているケースも
  多くなっているようです。管理組合・自治会で取り上げる,掲示板や郵便ポストに
  表示するなど勧めていますが,改善が難しいケースも多いですが,意思表示をし,
  変えていく個々の工夫も欠かせないと励ましました。

3.歩きタバコに対する風当たりも4〜5年前から多くなり,この怒りも年々強くなって
  きています(20件)。ポイ捨て禁止条例はあっても,歩きタバコ禁止条例の制定に
  はどこの市町村もまだ及び腰で,JTなどタバコメーカーも知らぬふりです。歩きタ
  バコ制限条例の制定がいよいよ必要です。

4.駅が禁煙となっても,タバコを吸う不心得者が多く,駅員も見て見ぬふりが目立ち
  ます。これに対する怒りも4〜5年前から寄せられています(9件)。鉄道営業法第
  34条(鉄道敷地内禁煙場所で係員の制止を肯せずして喫煙した者は科料に処す)
  の規定を積極的に活用し、職員の注意に応じない者への科料の適用や,禁煙場
  所における喫煙禁止の法制定などが必要な時期が来ていると考えます。

5.公共の場や病院,飲食店などのタバコの迷惑もなくなっていません。
  
これら寄せられる相談や苦情は,氷山のほんの一角ですが,相談結果の集計を
  もとに,関係機関に改善や対策を要望したいと考えています。その一方で,非喫
  煙者の健康をタバコの害から守るために,法律の制定が必要とされています(非
  喫煙者健康保護法)。本会としても,衆議院議員選挙で,法制定へ向け,別添の
  ような公開アンケートを全候補者に送りました。

  迷惑タバコ対策の虎の巻 を参照ください