絵と文 やまき りえこ
スライド1 |
表表紙 |
スライド2
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中表紙 |
スライド3 |
いつでもどこでも ねこは タバコを吸っている自分が |
スライド4 |
ねこは タバコを吸っている自分を
考えたことが ありませんでした。
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スライド5 |
ねこの吸うタバコのせいで |
スライド6 |
「タバコなんて だいきらい!」 ねこは 気にしませんでした。 |
スライド7 |
洋服は すっかり タバコくさくなって しまいました。 うさぎは がっかりして 言いました。 |
スライド8 |
また あるときは ねこが 歩きながら 「なんてこった! タバコなんて だいきらいだ。」 ライオンは 言いました。 |
スライド9 |
ひどいときには ねこは しかも ちゃんと 火を消さずに! だいじなしっぽに やけどをおいました。 「ひどい! タバコなんて・・・
だいっきらいだ。」 |
スライド10 |
しかし ねこは まったく 気にしませんでした。 |
スライド11 |
そんなある日 ねこは 自分の家で のんびり テレビを見ていました。 |
スライド12 |
ねこは つい
テレビにむちゅうになって 「タバコの火なんて 小さいもの。 たいした ひがいは ないだろう。」 まったく 気にしませんでした。 |
スライド13 |
火は みるみる 大きくなりました。 ねこは びっくりしました。 |
スライド14
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しかし 「あんな 小さいものから
なんでこんなことに!」 ねこは 泣きだしました。 |
スライド15 |
ねこは がっくりと 肩をおとし 「なんで……。」 ねこは つぶやきました。 |
スライド16 |
ねこは 泣きながら 言いました。 「タバコなんて タバコなんて タバコなんて だいっきらい!!!!」 ねこが タバコをやめたのは 言うまでもありません。 |
スライド17 |
裏表紙 |