大阪維新の会 大阪府議会議員団 御中

 

大阪府受動喫煙防止条例の制定・可決を全国が見守っています

条例原案への賛同をお願いします

 

私たちは、この条例(案)の審議過程を、全国の都道府県・市他に広範に発信しています。全国の多数の人たちが、大阪府受動喫煙防止条例(案)の制定・可決を見守っています。大多数の府民の願いにとどまらず、全国の大多数(国民の5/6以上の非喫煙者だけでなく、喫煙者も)の人たちが見守り、注視し、期待しています。

 

何度も申しあげているように、「分煙」では受動喫煙の危害は防げません。「PM2.570μg/m3 を越えたら外出を控えるように」と環境省が指針を公表しましたが、完全分煙のファストフード店でも、タバコ煙粉塵(微粒子)でこれを越える例はいくらでもあり、禁煙でない飲食店内のPM2.5は数百μg/m3(基準の1030倍以上)に達しているのです。

 

非喫煙者・子ども・妊産婦・アレルギー患者・病弱者など多数の人たちが、そのような場で日常的に受動喫煙の危害を被り、健康を損ない、そのリスクに曝され続けることは、喫煙者の方々も本意ではないはずです。マナーでは防ぎえないのですから、条例制定による禁煙ルールで防止されるべきです

貴会議員ご発言の「ほとんどの公的な施設は、すでに禁煙になっており、魂の抜けた条例案で…」は事実誤認です。決してほとんどが禁煙になっていることありませんし、魂は充分に愛情深く込められています

 

「公共性の高い施設と子ども・妊産婦を守ることを最優先に全面禁煙のルールを確立する」という今回の条例の制定によりその禁煙ルールを先ず定め、飲食店や宿泊施設はガイドラインにより自主的な禁煙を推奨することで、民間の自主性、また利用客の選択動向を尊重し、世の動向にゆだね、見守ることで良いのではないでしょうか? なぜダメなのでしょうか?

 

大阪だけでなく、全国的お立場からも、更には国際的評価のお立場からも、大阪府受動喫煙防止条例制定の可決賛同をよろしくお願い申しあげます。

 

NPO法人「子どもに無煙環境を」推進協議会

 理事 野上浩志 muen@silver.ocn.ne.jp Tel,Fax06-6765-5020

 〒540-0004 大阪市中央区玉造1-21-1-702

NPO法人 日本禁煙学会  理事長  作田 学

162-0063東京都新宿区市谷薬王寺町30-5-201  2013/3/16