加藤大臣閣議後記者会見・共同会見(厚生労働記者会)概要

(H29.8.4(金)13:09 ~ 13:31 省内会見室) http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000174073.html

 

(記者)
 この夏の閣議決定を目指しているがん対策推進基本計画についてお伺いします。

こちらでも受動喫煙対策について数値目標を入れるかどうかで動きが止まってしまっている状態で、とはいえもう目指している夏が来てしまっている中で前に進めないといけないと思いますが、大臣の中で明確に数値目標を盛り込むお考えか、または計画を閣議決定することを優先的に考えて、中身としては数値目標まで明記しなくても良いというお考えなのか、そのあたりの今のお考えをお聞かせ下さい。

(大臣)
 今、がん対策のことと受動喫煙の話の関係ということですが、受動喫煙対策というものをどう取り組んでいくのか、総理からは昨日の段階で受動喫煙対策を徹底していくことと、早期に法案を提出していくというお話をいただいておりますので、それに向けて関係者の方のご意見を伺いながら、勢力的に取り組んでいきたいと思っております。

その流れも見ながら、今のご質問の点については対応していかなければいけないと思います。

(記者)
 関連しまして、受動喫煙対策の法案の件ですが、与党側との調整がつかなくて見送ったという経緯があると思いますが、大臣としてはこれまでの厚労省の原案から与党が求めていた例外を拡大するですとか、今後法案の提出に向けて意見の一致を見るためには歩み寄っていくというようなお考えがあるのかどうかについてお願いします。

(大臣)
 受動喫煙対策を徹底していくということと、必要な法案を国会に提出していくことをしっかり実現すべく努力していきたいと思います。

厚生労働省から打診し、自民党においても検討されていた考え方がありました。当然それらを踏まえながら、しかしこの間にいろいろなところからいろいろな議論もあると思います。幅広く皆様方のお話を聞きながら指示事項に沿って答えを出していきたいと思います。