加藤大臣会見概要

(H30.2.2(金)8:39 ~ 8:48 ぶら下がり) http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000193258.html

 

(記者)
 受動喫煙対策について伺います。今週火曜日に厚生労働省から公表された新たな受動喫煙対策案ですけれども、まとめるに当たってどこに重点を置いたのかということと、飲食店で例外対象になる面積について、昨年の案の30平米から150平米に広げるという報道もありますが、自民党と今後どのくらい広げる方向で進めていくのか、方向性を教えてください。

(大臣)
 受動喫煙対策については、「望まない受動喫煙」を防ぐためにどのような対策が必要かということで、これまでも議論を積み重ね、私も様々な関係者の方からもご意見を伺ってまいりました。

今回公表した「『望まない受動喫煙』対策の基本的考え方」では、「望まない受動喫煙」なくすということ、2つ目として受動喫煙による健康影響が大きい子ども、患者等に特に配慮するということ、3点目として施設の類型・場所ごとに対策を実施するという考え方を基本に、実効性ある対策を総合的に行うこととしております。

こうした対策を進めることで、「望まない受動喫煙」がなくなっていくと考えておりますが、例えば、喫煙可能な場所については20歳未満の者の立入を禁止すること、また、新たに開設される飲食店や大企業が運営する飲食店については、屋内原則禁煙を実施することなどを盛り込んでおります。

こうした措置が「望まない受動喫煙」の防止に繋がっていくと考えております。面積の話がありましたけれども、これらについては今後与党ともよく調整をして、最終的に具体的な内容を詰め、今国会に法案を提出したいという思いで取り組んでいるところです。