福岡市役所、勤務中は全面禁煙 職員に通知、来年2月から

西日本新聞夕刊

 

 福岡市は来年2月1日から市役所本庁舎と北別館(中央区)の建物内を全面禁煙とすることを決め、併せて全職員に対し、同日から勤務時間中の喫煙を禁じる通知を22日に出した。市によると、20政令市のうち勤務時間中の禁煙措置を行っているのは大阪、堺、神戸の3市(今年3月現在)。市は「受動喫煙防止の強化に向けた健康増進法改正の動きなど現在の社会通念を考慮すると、仕事中は庁舎外であっても喫煙することは容認されない」としている。

 本庁舎内6カ所と北別館内1カ所の喫煙スペースは来年1月末で廃止し、議会棟を含め建物内を全面禁煙化する。市議会の各会派トップで構成する代表者会議にも説明し、了承を得た。

 代わりに、建物外については、1月に本庁舎敷地内に2カ所、2月に本庁舎屋上部に2カ所の喫煙スペースを新設。敷地内の既設の喫煙スペースも煙が漏れ出さないよう再整備する。

 勤務中の禁煙については、全職員は勤務時間(午前8時45分~午後5時半など)の間は「喫煙しないこと」とする総務企画局長名の通知を出した。市職員の喫煙率はおよそ17・5%といい、市は「勤務時間中に喫煙した場合は、指導や処分の対象になる」としている。ただし、禁煙措置は1時間の昼休みと残業時間の休憩時は除く。



福岡市

市役所内、全面禁煙 来年4月実施へ 喫煙コーナー撤去、屋外に代替設備 東京五輪前にやっと本腰 /福岡

毎日新聞

 

 福岡市は、市役所本庁舎(中央区天神)を建物内禁煙とする方針を固めた。庁舎内に6カ所ある喫煙コーナーを撤去し、代わりに屋外に3カ所の屋根付きなどの喫煙所を設置する考え。来年4月の実施に向け、市議会との調整を進めている。

 市などによると、全国20政令市のうち少なくとも12市が建物・敷地内を禁煙とし、九州でも北九州市と熊本市が実施。九州・山口・沖縄の県庁所在地でも、庁舎内を建物内禁煙にしていないのは福岡市の他は佐賀市と長崎市のみ。2020年の東京五輪を前に受動喫煙問題が注目を集める中、市の対応の遅れが市議会で指摘されていた。

 市の計画では、本庁舎内の6カ所と北別館の1カ所の計7カ所の喫煙所を無くし、西側ふれあい広場の南側2カ所に屋根付きでガラス張りなどの喫煙所を、東側玄関の北側にパーテーションで仕切った喫煙所を、来年3月中に整備する計画だ。

 市側は来年1月の実施を計画し、先月以降議会側に打診してきたが、「屋外喫煙所が3カ所だけで対応できるのか」など改善を求める声が上がり、話し合いを続けている。

 市庁舎の禁煙化については、9月議会で大石修二議員(公明)が市の対応の遅れを指摘。これに対し、高島宗一郎市長が国際大会の開催予定を引用しながら「原則屋内禁煙実現を目指し、まずは市役所本庁舎や関係施設について取り組みを推進したい」と、取り組みを進める考えを表明していた。