塩崎大臣会見概要

(H29.8.1(火)11:01 ~ 11:22 省内会見室) http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000173480.html

 

(記者)
 一年それから三年振り返ってという質問と少し関連しますが、まだ残されている課題も多いと思いますが、大臣は秋に向けて受動喫煙や労基法の改正にどのような形で取り組んでいかれるのかお伺いします。

(大臣)
 先ほども申し上げましたが、今為すべきことは本格的な高齢社会を迎えるに当たって働き方改革を含めてあらゆることを変えていかなかればいけないということであります。

もちろん受動喫煙対策のように、医療費として3,000億円余分にかかっているわけですから、負担は少し8月1日から増えますけれども、3,000億円節約のできる受動喫煙対策はしっかりやって、国費ベースで1,200億円程度浮くわけでありますから、そのような対策としても受動喫煙対策をしっかりとやっていくことで、5,000億円の目安のために今試算されているのは1,300億円削減しないといけないとなっておりますが、その内の1,200億円は受動喫煙対策を、がん対策協議会が言っているようにゼロにするということにすれば、その分国費ベースで浮いていくという計算になると私は理解をしております。

それから、15,000人亡くなっていくということでありますから、当然受動喫煙対策はしっかりとやっていくことが大事であり、おもてなしの心で外からどんどん来られる人たちにもやらなければいけないと思いますが、いずれにしましても社会経済構造をしっかり変えてどのような高齢化になろうともビクともせず、皆様方が活力ある毎日を過ごしていただけるように、多様な生き方ができるように、一億とおりの生き方ができるように変えていくためにはやらなければいけないことはたくさんあります。 略