受動喫煙防止条例案 静岡県、9月議会提出へ

2018/9/7 17:00 静岡新聞 http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/537890.html 

 

 静岡県は18日開会する県議会9月定例会に、2020年東京五輪・パラリンピックへの対応や県民の健康寿命延伸を目的とした受動喫煙防止条例案を提出する。
 7日午前、県議会主要会派に対し、同定例会への提出議案を説明した。
 受動喫煙防止条例案は、多くの人が集まる建物内を原則、禁煙とする一方、飲食店は客席面積100平方メートル以下の既存店を例外とするなど国の改正健康増進法にほぼ準じる内容。県独自の取り組みとして、同法が敷地内禁煙とする学校や保育所について、屋外喫煙所の設置も不可とする。
 また、全ての飲食店に「禁煙」「分煙」「喫煙」の外部表示を義務付け、指導勧告に従わない場合は店名を公表する。
 県健康増進課によると、同条例案について8月3日から23日までパブリックコメント(意見公募)を実施した結果、134件の意見が寄せられたという。