鈴木俊一五輪担当大臣定例記者会見

平成30年2月2日 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/statement/2018/0202speech.html 

 

(記 者)
 大会準備の一つとして、たばこフリーというのがIOCから出ておりまして、それに関連して厚生労働省から受動喫煙の防止の案が出ましたけども、この辺に関しては五輪担当大臣のお受け止めはいかがですか。

(大 臣)
 たばこフリーのオリンピック・パラリンピックを実現するということで、私の立場では是非この国会で成案を得て、法律を成立させていただきたいと思います。ようやく厚労省で考え方が出され、これからいよいよ与党プロセスに入っていくわけです。昨年の通常国会で成案がまとまらず国会に法案提出できなかったので、そういう経緯をよく知る者として、今この段階で私がその中身について一つ一つコメントすることは、これから与党プロセスに入るわけですから悪影響を与えてはいけないと思いますので、中身についてはコメントいたしません。しかし厚労省で考え方を取りまとめたということは、成立に向けての大きな一歩であると思います。何としてもこの国会で成立させ、2020年もですが、その前に2019年ラグビーワールドカップがありますのでそれも含めしっかりした対応をとっていきたいと思います。

(記 者)
 今の受動喫煙の関係で法案の中身は別として、このオリンピックに向けて受動喫煙対策の必要性の点について大臣の認識を改めてお伺いできますでしょうか。

(大 臣)
 これはIOCとWHOで、今までのここ数回の大会でもたばこのないオリンピックでやっているので、これはもう当然のこととして東京大会でもやらなければならない、実現しなければいけないと思います。