小池知事に受動喫煙対策要望、労組団体と都医師会



 2017/5/26
 
0時03分
 TBS http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3063245.htm 


 東京都の小池知事が外食産業の労働組合の団体と東京都の医師会から受動喫煙対策を進めるよう要望を受け、今後、都の制度作りのスピードを上げていく考えを示しました。

 居酒屋など外食産業の労働組合が入るUAゼンセン同盟は、店の規模によって喫煙を認めてはそこで働く人たちの健康が守られないとして、屋内の全面禁煙を求める要望を小池都知事に行いました

 また、医療の立場から受動喫煙防止を訴えている東京都医師会は、子どもを受動喫煙から守るため、家庭や自家用車の中、通学路などでの喫煙を認めない条例の制定を求めました。

 「2020年の大会ホストシティーとして、そういった国の動きをにらみつつ、東京都としてどうするかという背中を押していただいたと思います」(小池百合子都知事)

 小池都知事は、国の法整備をにらみつつ、有識者で検討を行っている段階とした上で、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて都がどのような対策を取るか、検討のスピードを上げていくとしています。