大阪府の公立学校園・府市町村・出先機関の禁煙状況マップ 2009.3.9現在
作成: 子どもに無煙環境を推進協議会 http://www3.ocn.ne.jp/~muen/
(マップに補充や訂正などあれば、 muen■silver.ocn.ne.jp まで)(■を@に)
出典:本会で不定期に照会調査し,再確認の照会(2008.1) 及び 大阪府調査(2007.4.1現在、別紙5) も参考にし ました。
(状況が混在している場合は、下のレベルで表示しました) 参考:大阪府市町村リンク一覧
大阪府内 市町村立の幼稚園
(敷地内全面禁煙が当然に必要です)
大阪府内 市町村立の保育所
(敷地内全面禁煙が当然に必要です)
調査&照会中です
【自治体・学校園の禁煙が必要な理由】 1.たばこ規制枠組条約(FCTC)の「受動喫煙防止ガイドライン」で、2010年までに「屋内完全禁煙」が定められました。 (1)このガイドラインは、2007年7月にタイ・バンコクでのFCTC第2回締約国会議で、日本政府を含む全会一致で採択されました。これに従い、FCTC発効5年以内の2010年2月までに、日本政府はこれらの全面禁煙の法的措置を採る必要があります。 (2)ガイドラインの24.「FCTC第8条は、すべての屋内の公衆の集まる場所、すべての屋内の職場、すべての公衆のための交通機関そして他の公衆の集まる場所(屋外あるいはそれに準ずる場所)を完全禁煙として「例外なき(受動喫煙からの)保護を実施する義務」を課している。すべての締約国は、WHOたばこ規制枠組条約発効後5年以内に、例外なき保護を実現するよう努力しなければならない。」 (3)ガイドラインの26.「受動喫煙からの保護は、職場として使用する自動車(たとえばタクシー、救急車、輸送車など)を含むすべての室内の、あるいは囲まれた職場において実現されなければならない。」 ガイドラインの27. 「本協定の条文は、すべての「屋内」の公衆の集まる施設だけでなく、「他の」(つまり屋外あるいはそれに準ずる)公衆の集まる施設も「適切な」場合は完全禁煙とするよう求めている。」 (4) ガイドラインの8.「人々を受動喫煙から守るには法律(条例)が必要である。自主規制による禁煙対策は効果がなく、十分な保護が得られないことが繰り返し示されている。効果的な対策を行うためには、法律(条例)はシンプルで、明確な、施行可能なものにする必要がある。」、32.「この法律(条例)では、違反に対して罰金などの金銭的罰則を取ると明示すべきである。」 2.2007年12月に国立がんセンターが公表したJPHC study「肺腺がんのリスク2倍 夫から受動喫煙の妻 http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/59/passivesmoking_lung.html 」の成績を現実の我が国の女性の肺がん死亡数(2005年で16873人)に当てはめれば、夫が喫煙する非喫煙の妻の4千人前後が毎年肺線がんで亡くなっている(16873*0.7[7割が肺腺がん]*0.37[JPHC studyによれば37%が家庭での受動喫煙に起因する]=4370人)という衝撃的数値となります。これらの受動喫煙危害のエビデンスに基づき、本ガイドラインの履行遵守を至急に進めるべきです。 3.諸外国でも禁煙法制化によって受動喫煙防止の徹底が実効性を上げていて、公共の場の全面禁煙で心臓発作などが減少している海外報告が相次いでいます( http://www.nosmoke55.jp/gakkaisi/200712/index.html#fujiwra )。
4.神奈川県では、今年2007年4月の知事の公約で、2008年度を目途に「禁煙条例」制定の動きが進んでいます。 5.これらの国内外のタバコ規制の動きを受け、我が国でも、公共機関や公共の場、学校などの全面禁煙が急速に進みつつあります。全国的にも学校・園は過半が敷地内禁煙となり、自治体庁舎・出先機関内の全面禁煙も全国的に増えてきています(例えば府内では堺市役所〈議会棟除く〉や高槻市役所〈議会棟含む〉、兵庫県庁〈議会棟含む〉なども)。
6.大阪府のガン死亡数(平成17年
7.全国的趨勢となっているタクシーの全面禁煙も京阪神を除き、進んでいるのが現実の状況ですが、以下参考までにお目通しください。 |