「大阪・関西万博具体化検討会・万博計画具体化検討ワーキンググループ」報告書（案）に関する意見の募集について
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=595219034&Mode=0 　 2019/7/21まで

へ以下の意見を送りました。　子どもに無煙環境を推進協議会


　「いのち輝く未来社会のデザイン」（健康長寿社会など）がメインテーマの大阪関西万博を目途に、全国的にも厳しめの「大阪府受動喫煙防止条例」が2019年3月に制定され、万博開催年の2025年4月に全面施行されます。
　本条例、及び国の改正健康増進法（今年〜来年4月まで順次施行されます）の受動喫煙規制により、府民・国民の命と健康が救われていくこと、また我が国を訪れる外国の方々も守られることは、大阪関西万博のレガシーとなりますし、なおいっそうの受動喫煙防止の徹底を進めて行くことが望まれます。

そのために、以下の４点（＋1）を申し述べます。

（１）皆が「いのち輝く」よう、健康の阻害要因となる様々の生活習慣の変容を促がし、【会場に１回行くと１年健康寿命が延びる】ことが実現するような展示・診断申込みのようなＡＩパビリオンを作る。
　　
・以前にNHKで「ＡＩに聞いてみた どうすんのよ！？ニッポン 第３回　健康寿命」（2018年10月13日）で、健康寿命を延ばす要因として「読書、一人暮らし、地域の治安」をあぶり出していました。

・これを応用すれば、ＡＩに、来場者各々の生活習慣を入力してもらい、その人の寿命確率、健康寿命確率を出すことが可能で、いくつかの生活習慣を改善すれば（例えば禁煙するとか、朝食を食べるとか、30分は運動するとか、、）、【１年健康寿命が延びる】ことが判って、生活習慣の変容を促がし、喜ばれるように思います。（会場で入力するのは時間的にも難しいので、予めネットで入力してもらっておくとか）

（２）「いのち輝く」をテーマに、ポスター・マーク・標語コンテストを、開催の1〜2年前に公募し、その優秀作品で広報用デザインを作り、また会場に月替わりとかで展示しても良いかと思いますが、どうでしょうか？　対象を小学生〜高校生・大学生、あるいは未成年者に絞っても良いかと思います。
　私の関係する団体で、受動喫煙防止・禁煙をテーマに20年以上にわたって開催したことがありますが、それなりに良い作品が寄せられました。

（３）万博にあわせ、厚生労働省、ＷＨＯ神戸センター、日本WHO協会（大阪）、日本禁煙学会などとも連携して、WHO-タバコ規制枠組条約（FCTC)の締約国会議（COP）を誘致開催し、国際的なタバコ規制の今後の在り方・方針などを打ち出すことにしたら良いのでは。大阪関西万博のレガシーとしても国際的に評価され、残ることになるでしょう。

（４）万博会場は、当然に受動喫煙の害のないよう、全面禁煙の方針徹底をよろしくお願いします。（2020年の東京五輪も会場内の全面禁煙を決定していますし）

（５）なお、百舌鳥古市古墳群の世界文化遺産を含め、世界遺産の関連パビリオンは、これら遺産を次世代に引き継いでいくためにも予定されているとは思いますが、よろしくお願いします。

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【365】 「大阪関西万博具体化検討」報告書（案）への禁煙推進関連の意見 2019/7/20(土)18:20 tobaccofree (2501) ≪