「健康日本21」大阪公聴会の報告

大阪の公聴会は,9/13(月),13:30-15:30,会場はKKRホテル大阪3F銀河の間。

意見出席者15人で,タバコや酒の関係者はいなかった。
傍聴者は,150人くらいか。
受付で,総論と各論が配られた。

検討会委員として,阪大の森本教授(司会),大島先生ら3人。
厚生省からは,佐柳課長と横田課長補佐が出席。
速記者が離れた所に座っていた。記者席らしい席には誰も座っていなかった。

最初の進行と説明は横田氏,挨拶を佐柳氏(3回目の健康づくり運動とのこと)。
5人の指名出席者が意見を述べ,その後,7人が意見を述べた。
(手はあがったが時間切れでうち切り)

タバコ問題に関連した発言は,
1.たばこ対策の数値は意味があるが,ストレスの数値は不用…
  (大阪府医師会理事)
2.大同生命の非喫煙者割引の広告を引き合いに出して,この
  ようなものに免税措置を(府民健康づくり推進委員長)
3.健保連も大阪府たばこ対策行動計画を受けて取り組んでい
  る,予防が効果を上げれば医療費も減る(健康連大阪事務
  局長)
その他,住民参加型の健康づくりを,団体の役割明記を,など
多彩な意見があった。最後に大阪府保健衛生部長から挨拶。

感想
1.厚生省は,具体策の提案を望んでいるようだ。
  たばこ対策について,目標値はわかりやすいし,何が必要か,
  は出尽くしているが,それを達成する妙案の提案をすることが
  求められている。
2.北海道では酒造メーカーが,埼玉ではたばこ販売者が意見を
  述べた。大阪はなかったが,10月の静岡では,タバコの害をな
  くす側の代表者が意見を述べる機会が必要では。

皆さまも是非以下にご意見を
99/08/12 「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」原案について
http://www.mhw.go.jp/houdou/1108/h0812-1_11.html