健康日本21の関連で2/3に第一回「健やか親子21」検討会が開催されました

http://www.mhw.go.jp/houdou/1201/h0127-1_18.html

 この担当は,厚生省児童家庭局母子保健課です。親子や思春期の健康にタバコ問題は不可欠
ですし,健康日本21の主管部局の保健医療局が後退的な発言をしていますので,局の違う児童
家庭局にも,以下の本会事務局の要請書を参考に後退しないようFaxや手紙を是非送って
ください

      住所は
 100−8045  東京都千代田区霞が関1丁目2ー2
                   厚生省児童家庭局母子保健課 「健やか親子21」御中
      Faxは FAX 03-3501-0036

★新聞報道で,「健康日本21計画−喫煙率半減 煙と消える!?」なる記事が報じられ,健康日
 本21のたばこ対策に大きな期待を寄せる私たちは,驚き,心配しています。
  たばこ関連産業側とタバコ族議員の横やりで,当初の計画が縮小され,後退すれば,今後の
 わが国国民と子ども達の健康づくりはいったいどうなるのでしょう。
  昨年11月のたばこ対策のWHO神戸国際会議でも,子ども達や若い女性の健康がたばこで脅
 かされている現状を憂慮する報告が相次ぎました。そしてWHOが進めている「たばこのない
 世界構想」と「たばこ対策枠組み条約」などで,国際的に対策を進めていくことが決められま
 した。わが国政府もこれに参画し,進めていくことになっています。であるのに,健康づくり
 を無視して,ひたすらたばこの販拡をはかるたばこ関連産業側に押されて,健康日本21のた
 ばこ対策を縮小するなど,このような弱腰で,親子や思春期の子ども達の健康を,たばこ攻勢
 から守ることなど出来ないでしょうし,「健やか親子21」を進める上で余りに不十分なこと
 になり兼ねないのではないでしょうか。
  21世紀の国民の健康づくり,特に若い親,思春期,思春期前,乳幼児の子どもたちのかけが
 えのない健康づくりのために,予防可能で予防効果の最大のものであるたばこ対策を,当初の
 計画どうりに進めてくださるよう,児童家庭局及び母子保健のお立場からも,お力をお願い申
 し上げます。
                    草々     平成12年(2000年)2月1日