2019年6月4日 秋田魁新報 https://www.sakigake.jp/news/article/20190604AK0025/
秋田県議会の第2回定例会6月議会が4日、始まった。佐竹敬久知事は知事説明で、迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)を秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に配備する国の計画に関し、「防衛省から示された調査結果や安全対策について、秋田市と連携しながら詳細に分析・検討し、疑問点や必要と思われる事項を国に申し入れるなど、慎重に対処する」とした。会期は27日まで。
県提出案件は総額102億2599万円の2019年度一般会計補正予算案、受動喫煙防止条例案など32件。
受動喫煙防止対策については「本県の健康水準の向上を図る上で最も重要な課題の一つであり、県民の共通理解の基に進めていく必要がある」と述べた。
同条例案は「受動喫煙ゼロ」に向け、未成年者をたばこの煙から守ることに重点を置いた内容。小中高校や幼稚園は敷地内禁煙と規定し、大学や行政機関、医療機関は敷地内禁煙を努力義務とする。飲食店や事務所は原則屋内禁煙と定めた。可決されれば来年4月に全面施行する。