東京)三鷹市が独自に受動喫煙防止条例制定へ
東京都三鷹市は25日、独自に受動喫煙防止条例を制定すると発表した。9月2日開会の市議会に条例案を出す。
受動喫煙防止に関しては今春、改正健康増進法と都受動喫煙防止条例が全面施行されている。市はこれに加え、規制対象外の屋外の公園や路上の一部について禁煙対象とする。市の施設と、学校(大学、高等専門学校は除く)、市の児童福祉施設などに隣接する路上が対象で、通学路についても配慮を求める内容だ。
あわせて、人の往来が多い三鷹駅南口の一部を路上喫煙に関する「マナーアップ区域」に指定。指導員を置き、喫煙者への指導や条例の周知に取り組む。
来年4月施行予定。禁止区域の指定と従わない人に過料(2千円)できる規定も盛り込むが、状況を見て実施を決める。