スカイツリーがイエローグリーンに 禁煙と受動喫煙防止をアピール

2024年5月31日 21時15分 朝日 https://digital.asahi.com/articles/ASS5041VHS50OXIE01RM.html



 5月31日に始まった「禁煙週間」に合わせ、都庁第一本庁舎や東京芸術劇場など、都内の複数の施設が受動喫煙防止のシンボルカラーのイエローグリーンにライトアップされている。

 東京都と都医師会が実施。31日夜に東京スカイツリー(墨田区)であった点灯式で、都医師会の尾崎治夫会長は「たばこの害を防ぐことは都民の健康を守るために本当に大事な対策。色々なところをイエローグリーンに染め上げて、たばこ対策の重要性を分かっていただきたい」と話した。禁煙週間は6月6日まで。

 厚生労働省の国民生活基礎調査によると、都民の喫煙率(2022年)は、20歳以上の13・5%(男性20・2%、女性7・4%)。都は10%未満(男性15%未満、女性5%未満)とする目標を掲げている。

 また、受動喫煙について都が昨年11月に行った意識調査では、飲食店などで「受動喫煙を経験した」人は49・5%で、前年から3・2ポイント増えた。都はコロナ禍が明けたことなどが影響しているとみる。

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世界禁煙デーに合わせてイエローグリーンにライトアップされた東京スカイツリー=2024年5月31日午後7時54分、東京都墨田区押上1丁目

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世界禁煙デーに行われた点灯式。小池百合子都知事(右から2人目)らがボタンを押し、スカイツリーをイエローグリーンに点灯させた=2024年5月31日午後7時29分