JR西日本で初のクラスター発生…在来線の運転士や車掌ら計10人 喫煙所利用中にマスク外し会話

2021年8月16日 月曜 午後9:00  FNN https://www.fnn.jp/articles/-/225094

 JR西日本金沢支社は、七尾線に勤務する運転士や車掌など10人が新型コロナに感染し、クラスターと認定されたと発表しました。JR西日本でクラスターが確認されたのは初めてです。

 JR西日本金沢支社は、七尾鉄道部運転科に所属する運転士6人と車掌2人、事務スタッフ2人のあわせて10人が、15日までに新型コロナに感染したと発表しました。

 16日、県は4つのクラスターが確認されたと発表していましたがそのうちの1つだということです。

 JR西日本金沢支社によりますとマスクの着用や消毒、換気など感染対策は徹底していたものの喫煙所を利用した際にマスクを外して話す場面があったということです。

 また、10人が一堂に会する場面はなかったということです。

 この職場にはおよそ70人が勤務していて、保健所から濃厚接触者と認定された人は数人だということですが、JR西日本はすべての社員にPCR検査を実施するということです。

 この職場は、JR七尾線の普通列車や特急列車の運行を担当していますが、今のところ、乗客に濃厚接触者はいないということです。

 またJR七尾線の運行に必要な社員数を確保していることから、現時点でダイヤへの影響はないとしています。JR西日本でクラスターが確認されたのは初めてだということです。