配信 静岡第一テレビ https://news.yahoo.co.jp/articles/f44c1459019b9a391da401fd39b6efddca397627
7月になり袋井市では市独自の「たばこ条例」が施行された。
市内のドラッグストアではたばこの販売を取りやめるなど喫煙者の減少に向けた取り組みがスタートしている
(袋井市職員)
「きょうからたばこ条例が施行になります」
袋井市で1日から市独自のたばこ条例が施行された。市内のドラックストアでは条例の啓発キャンペーンが行われた。
この「たばこ条例」により市が管理する公園やスポーツ施設やコミュニティセンターなどの敷地内が全面禁煙となり灰皿の撤去などが進められている。
また妊婦や子どもへのたばこによる健康への影響を減らそうと自宅や車内などプライベート空間での喫煙制限も設けたが、罰則は設けられていない。
こうした受動喫煙の防止や喫煙者の減少を目的とした条例は全国的にも珍しいという。
(袋井市民)
「普段外に出るときに駐車場や公園でも喫煙者や喫煙所は避けていた今まで以上に遊びに来やすくなり助かる」
条例に賛同した杏林堂薬局では市内にある3店舗で1日からたばこの販売を取りやめた。
(杏林堂薬局 担当者)
「すでに一部の店舗では取り扱っていない店舗もあります。お客様からは販売してほしいという声もあるので一斉に取りやめることは難しいが、こういった条例などがあれば積極的に対応していきたい」
袋井市では今後、条例の市内外への周知とともに小中学校などでたばこに関する正しい知識の普及活動などに取り組んでいくという。