2020年06月01日 09時05分 福島民友ニュース https://www.minyu-net.com/news/news/FM20200601-503254.php
世界禁煙デーの31日、県内で医療機関や事業所などを受動喫煙防止を象徴する黄緑色に染める「イエローグリーンライトアップ運動」が始まった。本県では初めての取り組みで、禁煙週間(31日~6月6日)に合わせてライトアップし、県民の健康意識向上につなげる。
健康増進のために禁煙や受動喫煙対策が喫緊の課題となる中、日本禁煙学会学術総会福島大会実行委員会が、自らの健康のみならず、周囲の人の健康や子どもたちの将来などを考える契機にしようと企画した。
実行委の呼び掛けに応じて県内でも運動の輪が広がりを見せており、いわき市医療センターや福島医大病院、鶴ケ城などでライトアップが始まった。いわき市の常磐共同火力勿来発電所では、高さ200メートルの煙突がライトアップされ、発電所のまばゆい明かりとの共演で幻想的な夜景が広がっている。
実行委では小さな光やシールなど、できる範囲での参加を呼び掛けている。