2018/11/8(木) 8:32配信 岐阜新聞 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00088441-gifuweb-l21
十六銀行は来年1月からグループ全体で完全禁煙にする。これまで決められた時間に決められた場所でのみ喫煙を許していたが、就業時間中は一切喫煙を認めない。営業担当者など外出する行員も禁煙にする。同行はグループ全体で約3500人を擁し、大規模な全面禁煙は県内企業では先駆的な取り組みだ。
受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が7月に成立したことを受けた対応。
同行は現在、午前11時30分~午後1時30分と午後3時15分~同45分に認められた喫煙場所に限って喫煙を許しているが、年明けからは全面的に禁煙とし、顧客の受動喫煙防止と行員の健康促進につなげる。
顧客にも理解と協力を求め、各営業店の応接室なども原則禁煙にする。営業店では張り紙を掲示するなどして周知を進める。
厚生労働省の調査によると、2007年の全国の喫煙率は24・1%だったが、17年は17・7%と減少傾向にある。全国では医療関連や生命保険関連などの大手企業で、外出先も含め全面禁煙にする例が出始めている。