2019/07月25日(木) 19時16分 HBC News-i http://news.hbc.co.jp/b873562c2e5dd19f6c65b2b8f6f9afe7.html 画像あり
特別扱いに「待った」です。
来年完成する新しい道議会の庁舎を完全禁煙にするよう、北海道医師会の会長が自民党会派や知事に要請する考えを明らかにしました。
「ちょっと、なさけないことかなと。良識をもって解決することを議員にぜひお願いしたい」(北海道医師会・長瀬清会長)
要請を行うのは、北海道医師会のトップ、長瀬清会長です。
新しい道議会庁舎の喫煙所をめぐっては、自民党会派以外の4会派は設けないとしている一方、自民党会派だけが設置を検討しています。
改正健康増進法に基づき、行政機関は敷地内禁煙になりました。
しかし道議会は「議決機関」にあたり、対象から外れています。
それでも長瀬会長は「喫煙所を設けてもたばこの煙は漏れる。庁舎で働く人に受動喫煙の被害がある」として、新しい庁舎を完全禁煙にするよう求めています。
「受動喫煙防止の名のもとに、喫煙所をつくるのはちょっとおかしいなと」(北海道医師会・長瀬清会長)
北海道医師会は近く、自民党会派や議長、知事に要請書を渡す予定です。
自民党会派は8月6日の議員総会で対応を話し合うことにしています。