民主、喫煙所設けず 道議会新庁舎 設置は自民のみ

2019/07/12 05:00 北海道新聞 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/324448

 

 来年1月完成予定の新しい道議会庁舎への喫煙所設置を巡る問題で、道議会第2会派の民主・道民連合(27人)は11日、新庁舎に会派の喫煙所を設けない方針を決めた。12日の会派議員総会で正式決定する。新庁舎に喫煙所設置を決めたのは、道議会全5会派のうち最大会派の自民党・道民会議(53人)だけとなる。

 道議会では喫煙所を希望する会派の部屋に設置する取り決めがあり、現庁舎は、自民会派、民主会派、傍聴者向けの3カ所ある。

 北海道新聞が5月、各会派幹事長に行ったアンケートで、民主会派は「今と同様に分煙を徹底し、受動喫煙のない庁舎とする」と回答。新庁舎に喫煙所の設置を求める考えを示していた。

 この回答に対し、道議の後援会などに有権者から批判の声が寄せられた。会派内でも「時代錯誤だ」「全面禁煙にすべきだ」などの声が高まり、会派役員会や議員総会などで連日協議し、対応を再検討していた。

 自民会派は1日の会派議員総会で喫煙所設置を決定。北海道結志会(9人)、公明党(8人)、共産党(3人)の3会派は敷地内全面禁煙を主張している。

 改正健康増進法の一部施行で、行政機関は7月から全面禁煙となったが、道議会庁舎は議決機関で規制の対象外となっている。

 

 

<北海道>道議会新庁舎の喫煙所 立憲民主会派も設置反対

7/12(金) 12:24配信  HTBニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000001-htbv-hok

 

 道議会新庁舎の喫煙所設置問題で、立憲民主党会派は喫煙所を設置しない方針を決めました。喫煙所を設置するのは自民党会派だけとなりました。
 立憲民主党会派の民主・道民連合はけさ、臨時の議員総会を開き、来年完成する道議会新庁舎の会派部屋の中に喫煙所を設置しない方針を決定しました。笹田浩幹事長は「議員の皆様から意見を聞いて、今はそういう時代じゃないというのが多数あり、そこを尊重した形です」と話していました。これにより、新庁舎に喫煙所を設置するのは自民党会派だけとなりました。おとといには日本禁煙学会のメンバーが、鈴木知事に新庁舎を全面禁煙とするよう求める住民監査請求を行っています。