07/19 20:05 更新 北海道新聞 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/326918
札幌のまちづくり団体「北海道の未来を拓(ひら)く会」は19日、道議会新庁舎への喫煙所設置に反対する公開質問状を、自民党・道民会議と村田憲俊議長、鈴木直道知事宛てに再提出した。「既に禁煙にしている他の道有施設と同じ対応が常識。議員特権そのものだ」と批判し、設置撤回を求めた。
道議会に喫煙所寄贈を打診した日本たばこ産業(JT)北海道支社にも「議員特権を後押しするような振る舞いは理解されない」との書面を送った。同会の新藤大次郎会長は「議員一人一人が道民の理解を得る判断をしてほしい。知事にも責任があり、認めないと言えば解決する」と道議会庁舎で記者団に語った。
6月に提出した質問状の回答で、村田氏と知事は賛否を示さず、自民会派は村田氏と同じ認識だとして無回答だった。