ワシントン州、喫煙可能な年齢を21歳に引き上げ

2019年4月8日(月)  junglecity.com  https://www.junglecity.com/news/washington-state-raises-smoking-age-to-21/

 

ワシントン州のジェイ・インズリー知事が、喫煙可能な年齢を18歳から21歳に引き上げる法律に署名しました。2020年1月に施行されます。

これにより、タバコや e-cigarette、VAPE(ベイプ)を合法的に購入できるのは21歳以上となります。また、21歳未満の人に販売した場合は処罰されます。

インズリー知事は、「私たちは、ニコチン中毒とタバコ製品が原因で起こっている惨劇を知っている」「私たちは喫煙者の95%が21歳になる前にその危険な行動を始めることを知っている。この法案はワシントン州の何千もの命を救うことになるだろう」と述べました。

ワシントン州は、カリフォルニア州、ハワイ州、メイン州、マサチューセッツ州、ニュージャージー州、ユタ州、バージニア州、オレゴン州に続いて喫煙可能な年齢を引き上げた9番目の州となりました。また、グアムも喫煙可能な年齢を引き上げています。

2012年の Surgeon General の報告書によると、毎日喫煙する成人の約90%が19歳になる前に喫煙を始めていたことがわかっていることから、現在15歳から18歳のグループがこの新しい法律の影響を最も受けることになります。また、喫煙者のほぼ100%が、最初に喫煙を始めたのは26歳になる前だったと述べていることから、この新しい法律は大きな影響を持つと見られています。

 

ハワイ州 喫煙可能年齢21歳に引き上げ

06/27/2015  https://www.nikkansan.net/

 

ハワイ州は、公共の公園とビーチでの煙草製品の使用禁止とともに、使用最低年齢を21歳に引き上げた最初の州となる。

 

デイビット・イゲ州知事は、6月19日金曜日両条例案に署名した。

「新案は、健康政策にさらに力を注ぐことになります。我々は、すでに様々な理由で、アメリカ一の長寿州になっています。今回の可決が、ますます健康で充実した人生に導く唯一の強固で永続的な機会になると確信しています」と署名式で述べている。

 

2016年1月1日より施行となる上院法案1030は、21歳以下はeシガレットと呼ばれる電気たばこ製品も含めた全てのたばこ製品の販売、購入、所持、喫煙を禁止する。

 

同時に可決された下院法案525 は、州立公園やビーチでのたばこ製品の喫煙と使用を禁止する。

 

イゲ州知事は、「受動喫煙の悪影響については長年に亘って気がついていました。今回の新案で、喫煙者に一つ歯止めをかけるきっかけになると思います。それ以上に重要なことは、公園利用者や公園の掃除をしている方々にとっては、喫煙や吸い殻は大きな課題になっているのです」と語った。

 

支持者たちは、ハワイの歴史に残る日と今回の可決に賛同の声を送った。