【シドニー共同】ニュージーランドで2009年以降に生まれた人が生涯にわたり、紙巻きたばこを吸えなくするための法改正案が、19日までに成立した。来年1月1日から施行される。たばこ企業は、密輸や密売といった闇市場が拡大すると反発。たばこを扱うコンビニの店主らも「強盗の標的になりかねない」と法改正を批判した。
法改正によって現在の子どもは、従来は喫煙が可能だった18歳になっても、たばこが吸えなくなる。加熱式たばこや電子たばこは当面容認する。
法改正により、たばこを販売できる店舗の数は現在の10分の1程度の600店まで減る見通し。