自公幹事長

受動喫煙対策強化の改正案、今国会で成立一致

毎日新聞

 

 自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長らは30日、国会内で会談し、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を今国会で成立させる方針で一致した。来月20日までの今国会会期の延長については参院の審議状況を踏まえ、来週に最終判断することで同意した。

 健康増進法改正案については、井上氏が2020年の東京五輪開催も踏まえ「準備に時間がかかるし、東京都も6月議会で条例案を準備している」と今国会での成立を求め、自民党側が受け入れた。

 会談では働き方改革関連法案、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案を今国会で成立させることも改めて確認した。

 会期の延長について、自民党の森山裕国対委員長は記者団に「来週の参院の審議状況を見ながら、まずは会期内の成立を目指す」と述べるにとどめた。