禁煙で2型糖尿病リスク低下
毎日新聞 2023/12/7 東京夕刊 https://mainichi.jp/articles/20231207/dde/012/040/005000c
禁煙すれば2型糖尿病の発症リスクが30~40%低下することなど、たばこと糖尿病の関係を解説するリポートを世界保健機関(WHO)と国際糖尿病連合(IDF)、オーストラリアのニューカッスル大が発表した。
喫煙が2型糖尿病の危険因子であり、合併症のリスクを高めること、ニコチンは血糖値に関係するホルモン「インスリン」が効きにくくなる「抵抗性」を高めることなどを指摘。肺や心臓だけではなく、特に2型糖尿病の「負担を軽減する具体的な一歩」になるとして禁煙を強く推奨した。
各国政府には室内の公共スペースは確実に禁煙とする措置を取るよう求めた。
2024.01.29