2018/02月28日 17時53分 NHK関西web http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180228/5403401.html
大阪市の吉村市長は、市議会で、受動喫煙対策を強化するため、国の動向も見ながら、市独自の条例を制定したいという考えを示しました。
大阪市議会では28日から代表質問が始まりました。
この中で、吉村市長は、厚生労働省が、受動喫煙対策を強化するため、健康増進法の改正案を今の国会に提出する方針であることに関連し「万博の誘致を目指している中、受動喫煙防止に取り組む大阪市の姿勢を国内外に発信することには意義がある」と述べ、国の動向も見ながら、市独自の条例を制定したいという考えを示しました。
また、吉村市長は、現在は、▽御堂筋▽中之島の市役所周辺、▽JR京橋駅周辺の3か所を指定している大阪市内の路上喫煙の禁止地区について、今後、観光客が集まるエリアを中心に広げたいという考えを示しました。
さらに、吉村市長は、観光客などが飲食店を選ぶ際の判断材料になるとして、店舗に掲示するための喫煙や分煙の標識を作ることを検討したいという考えを示しました。