2019/03月09日 06時03分 NHK https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190309/0008529.html
受動喫煙対策が強化され、行政機関や学校などでことし7月から敷地内が原則、全面禁煙となるのを前に、北海道警察本部は、国の規制に先駆けて4月から警察本部や道内のすべての警察署などを全面禁煙とすることを決めました。
受動喫煙への対策は去年成立した改正健康増進法で強化され、行政機関や学校、病院などはことし7月から敷地内を原則、全面禁煙とすることが義務づけられます。
こうした中、北海道警察本部は対策を徹底させるため、国の規制に先駆けて来月1日から警察施設の敷地内を全面禁煙とすることを決めました。
対象となるのは警察本部と道内のすべての警察署や交番、駐在所のほか、各地の運転免許試験場など警察の関連施設も含まれるということです。
これらの施設ではすべての喫煙所が閉鎖され、警察官だけでなく一般の来訪者も喫煙できなくなります。
道警本部厚生課は「警察職員や来訪者の健康増進につながるよう、全面禁煙の取り組みを強化していきたい」と話しています。