2019/03月10日 17時38分 NHK https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20190310/3030002220.html?fbclid=IwAR241aXKtGU0OS1aAttaA_8yoG9UOGkVJIMo-AHsmKf_knNi7G_z96ZxG1w
浜松市は、受動喫煙対策として、市内にあるおよそ500の公共施設について、屋外でも喫煙所の設置を認めずに全面禁煙とする、国の法律よりも厳しい規制を実施する方針を固めました。
去年成立した改正健康増進法では、他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙対策が強化され、ことし夏から学校や病院、行政機関などの規制が始まります。
これを前に浜松市は、市内にあるおよそ900の公共施設のうち、学校や病院など特に受動喫煙対策が必要だと判断したおよそ500の施設について、全面的に禁煙とする方針を固めました。
国の法律では、公共施設は敷地内の屋外に喫煙所を設置することが認められていますが、市は屋外喫煙所を認めず、国の法律よりも厳しい規制を行うということです。
市は現在、施設の選定など最終調整を進めていて、ことし7月から実施したいとしています。
浜松市健康増進課は「市民の健康作りの観点から、公共施設での受動喫煙防止の対策を進めていきたい」としています。