2019/06月28日 09時54分 NHK https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190628/4060003001.html
7月1日、受動喫煙対策を強化する法律が一部施行されるのを前に山口大学は、すべてのキャンパスを禁煙にし、喫煙所の撤去作業を進めています。
他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙を防ぐ対策を強化しようと7月1日から、改正健康増進法に基づいて、学校や病院、行政機関などは屋内を完全に禁煙とし、敷地内の屋外でも喫煙スペースであることを示す標識などを立てた場所以外は禁煙となります。
これを受けて山口大学では、7月1日から、山口市の吉田キャンパスに7か所、宇部市の常磐キャンパスに3か所ある喫煙所をすべて廃止することを決め、順次、灰皿の撤去作業などを進めています。
また吉田キャンパスでは正門近くなどおよそ40か所に「禁煙」と書かれた看板が設置され、敷地内では加熱式たばこなども含めて禁煙とすることが日本語と英語で説明されているほか、学内の掲示板のポスターなどでも禁煙を呼びかけています。
山口大学では医学部のある宇部市の小串キャンパスですでに敷地内での全面禁煙を実施していて、大学側は「地域の総合大学として学生の健康や受動喫煙防止の面から全面禁煙を行うことで、この流れが地域全体にも波及していってほしい」と話しています。
・2019.06.18 山口大学・来月から敷地内全面禁煙に(テレビ山口)