2019/09月11日 07時02分 NHK https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190911/7000013531.html
道は、成立を目指している受動喫煙防止条例に子どもや妊婦がいる場合は家庭内でも喫煙しないよう促す努力義務を盛り込む方針を固めました。
家庭内にも踏み込んだこうした規定は、全国でも先進的な事例だということです。
行政機関や学校の屋内を完全禁煙にする国の改正健康増進法が来年4月に完全に施行されるのに先立ち道は年度内に受動喫煙防止条例の制定を目指しています。
これに向けて道は条例制定の基本的な考え方をまとめました。
この中では受動喫煙から守ることが重要だとして、20歳未満の子どもや妊婦がいる場合は、家庭内でもたばこを吸わないよう促す努力義務を盛り込む方針だということです。
道によりますと、家庭内にも踏み込んだこうした規定は全国でも先進的な事例だということです。
このほか、学校や幼稚園などでは敷地内の全面禁煙を徹底するよう求めていくとしています。
道は条例案をまとめ、来年2月の定例道議会に提出する方針です。