2020/02月18日 18時40分 NHK https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20200218/5070005936.html
受動喫煙による被害を防ごうと、大分県内のおよそ半数のコンビニエンスストアで灰皿を撤去してその効果を確かめる全国初の実証実験で、県が県民およそ2600人にアンケートしたところ85%あまりの人が「取り組みを続けて欲しい」と回答しました。
県はこの結果を踏まえて受動喫煙対策を進めることにしています。
大分県は受動喫煙の被害を防ごうと去年9月からおよそ1か月半に渡って、県内のコンビニエンスストアのおよそ半数にあたる253店舗で敷地内の灰皿を撤去し、その効果を確かめる実証実験を全国で初めて行い、18日、その実験の結果が公表されました。
この中で県民およそ2600人に行ったアンケートでは85%あまりの人が「取り組みを続けて欲しい」と肯定的な回答をしたということです。
一方で、県が店舗のオーナーに行ったアンケートでは客の反応について「不評」や「どちらかといえば不評」とした回答が83.8パーセントに上りました。
県ではこうしたアンケート結果を踏まえて、受動喫煙対策をさらに進めることにしています。
県健康づくり支援課の後藤芳子地域保健推進監は「たばこを吸う人吸わない人、双方の気持ちを踏まえながら受動喫煙対策を今後も推進していきたい」と話していました。
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