2023/03月17日 15時45分 NHK https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20230317/3080010931.html
岐阜県庁の新庁舎移転にともなって旧庁舎南側にあった喫煙所が17日で閉鎖され、県庁や県警本部では建物や敷地内での喫煙ができなくなりました。
県の担当者は、健康行政を担う県職員に受動喫煙の防止について十分な理解を求めています。
国や地方自治体の庁舎や敷地では、受動喫煙の防止を目的とする改正健康増進法で令和元年7月から原則、禁煙が義務づけられています。
一方で施設利用者が通常立ち入らない場所などに特定屋外喫煙場所の設置が認められていたことから、旧庁舎では建物の南側に喫煙所を設けてきましたが、ことし1月の新庁舎への移転に伴い旧庁舎の喫煙所が17日で閉鎖されました。
閉鎖は当初、3月31日の予定でしたが、4月に新庁舎の1階に開園する保育所の内覧会が始まる前に前倒しして閉鎖したということです。
これによって県庁や県警本部では建物や敷地内での喫煙ができなくなりました。
岐阜県管財課の古田和代課長は「健康行政を担う県の職員は受動喫煙の防止について理解してほしい。近隣の商店などで県の職員の喫煙が目立つようであれば指導をしていきたい」と話しています。
参考:都道府県議会と市区議会の禁煙状況(2022.9.30現在)