足利市:たばこ“原因”の山火事受け 山林内での火の取り扱い禁止条例可決

2022年3月24日 20:10 日テレNEWS https://news.ntv.co.jp/category/society/83755e049a2f46b287a8e2396c8c181a

栃木県足利市で去年、たばこが原因とみられる大規模な山火事が起きたのを受け、山林内での火の取り扱いを禁止する条例が可決されました。
去年2月、足利市の両崖山で発生した山火事では、山林およそ167ヘクタールが焼失し、23日間かかって火は消し止められました。
その後の市や消防の調査で、たばこが原因と推定されたことから足利市議会は24日、山林での火の取り扱いを禁止した「足利市の美しい山林を火災から守る条例」を可決しました。
加熱式や電子たばこを含む喫煙が禁止され、ライターやコンロなど炎が出る機器の使用も禁止となりますが、罰則はないということです。
登山者「(たばこは)吸うけど持っていかない。常識です」
登山者 「(条例は)最高だね。(山火事は)二度と起こしたくないし」
登山者「熱湯持って行けば夕方まで持つので、カップラーメンも食べられる。それでいいですよね」
条例は来月1日から施行される予定で、市はハイカーなどに周知していくとしています。

参考 2022.02.19  栃木県足利市が山火事防止で条例制定へ 両崖山火災から1年(下野新聞、朝日)