厚生労働省は30日までに、様々な施設の喫煙環境を調べた結果を公表した。昨年7月に受動喫煙対策を強化する改正健康増進法を一部施行してから初となる調査で、敷地内が原則禁煙となった学校や病院、行政機関では86%が全面禁煙としていた。全面禁煙でない施設でも74%は例外的に認められた屋外喫煙所を設置していた。
全国の約1万8千施設を対象に昨年12月時点の状況を調べた。回答率は46%だった。
敷地内を全面禁煙にしていたのは小学校や中学校で98%、児童福祉施設で91%、病院で88%だった。行政機関は58%で比較的低かった。
厚生労働省:令和元年度喫煙環境に関する実態調査の概況(2020/12/28)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kenkou/kituen/r01/index.html
報道発表資料
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kenkou/kituen/r01/dl/gaiyou.pdf