2021年12月1日 19:27 日経 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC294VL0Z21C21A1000000/
東京都がまとめた健康に関する世論調査で、過去1年間に受動喫煙を経験したかどうか尋ねたところ、55.4%が経験したと答えた。受動喫煙を経験した場所は「路上など」が62.7%で最も多く、飲食店が33.5%で続いた。受動喫煙対策の強化の必要性が改めて明らかになった。
喫煙率は「毎日吸っている」と「時々吸う日がある」を合わせて16.4%だった。喫煙者の55.9%はたばこを「やめたい・減らしたい」と答えた。
調査では新型コロナウイルス感染拡大による健康への影響も複数回答で聞いた。「ストレスを感じることが増えた」が44.8%で最も多く、「運動など体を動かす機会が減った」が41.2%で続いた。
調査は6~7月に実施。郵送とインターネットの両方で回答を集め、都内に住む1939人から有効回答を得た。