自民議連「受動喫煙防止対策案」で申し入れ

2017年3月29日 20:20 日テレNews24 http://www.news24.jp/articles/2017/03/29/07357687.html 

 

 厚生労働省が検討している受動喫煙防止対策案について29日、推進派の自民党の議員連盟がこれ以上規制を緩和した案にしないよう厚生労働相に申し入れした。

 受動喫煙防止対策をめぐっては、厚労省が、一部の小規模飲食店を例外とし原則、屋内禁煙とする案をまとめている。こうした中、約100人の議員が賛同する自民党の「受動喫煙防止議員連盟」は29日、厚生労働省の案について「国際的にも恥ずかしくない最低限守るべき対策」とし、これ以上、規制を緩和した案とせず今国会に速やかに法案を提出するよう塩崎厚労相に要望した。

 塩崎厚労相は「速やかに法案を提出して受動喫煙のない環境の実現に向けて全力を尽くす」と答えた。

 一方、自民党内には「たばこ議連」が「分煙」にすべきとする対案をだしていて、法案の国会提出は難航している。