(H28.11.1(火)8:51 ~ 8:57 ぶら下がり) http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000141802.html
(記者)
昨日、受動喫煙防止対策ワーキンググループが業界団体にヒアリングを行いました。その中で、病院団体や外食産業の団体から反対の意見、特に外食産業の団体などから客足が離れるという強い反対の意見が聞かれました。
来年にも国会に法案を提出するという報道もありますけれども、どのように理解を求めていくお考えでしょうか。
(大臣)
昨日のヒアリングでは、いろいろな団体から御意見を頂戴いたしましたけれども、規制強化そのものに対しましては、賛成と反対相互の立場の御意見がありました。
それから、病院団体などでも、個別の配慮を求めつつも、規制強化については方向性としては御理解いただきました。そういういろいろな考え方があったということだと聞いております。
WHO(世界保健機関)の報告では、何度も申し上げておりますけれども、日本の受動喫煙防止対策は世界でも最低レベルと言われているわけでありまして、オリンピック開催地などの諸外国の例をよく見て、それを重く受け止めた上で、東京オリンピック・パラリンピック、その前年に行われるラグビーのワールドカップまでに、スモークフリー社会に向けた必要な準備を進めることに御理解をいただけるように、一層努力をしてまいりたいと思っております。