(H28.11.18(金)8:43 ~ 8:46 ぶら下がり) http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000143430.html
(記者)
受動喫煙防止に関する対策について、関係団体からのヒアリングでは反対の声が相次いでいますが、飲食店などの要望に応えるつもりはあるのでしょうか。
(大臣)
16日のヒアリングでも、10月のヒアリングに引き続きまして、団体から規制強化に対して、賛成反対それぞれの御意見が出ました。特に、喫煙室の設置についての御意見がたくさんあったと聞いております。
何度も申し上げておりますが、WHO(世界保健機関)の報告では、日本の受動喫煙防止対策は世界で最低レベルという評価になってしまっています。
特に、飲食店で受動喫煙を受けた方がまだ4割を超えているという事態を重く受け止めないといけないと思います。
したがって、東京オリンピック・パラリンピック、その前年のラグビーワールドカップまでに、スモークフリーの社会を作るということをしっかりと実現しなければならないと思いますので、御理解していただけるようにさらに努力していきたいと思います。
(記者)
「御理解いただく」ということは、要望には応えず、決まったもので「御理解いただく」ということでしょうか。
(大臣)
どの国でも、一部そういう御意見があったと聞いております。世界共通の御意見があるのでしょうが、それと同時に世界共通である、受動喫煙を禁止するということをきっちり罰則付きでやっていくということであります。